ALSと生きる 第2章-1

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6月3日

毎日 顔を観に来る事しか出来ない

それでもきついと思う事はない

今日 夕方六時頃だったと思う

主人の身体が悪くなり先生方が二~三人病室に来られ  

「余命です」と言われ「だめって事ですか」と聞き返す

「ハイ 今夜夜半です」

 

その先はなにがなんだか  朝になって自分に返る

昨日は夢でも見ていたのだろうか

Tさん夫婦も気疲れしたろうに本当にごくろうさんでした

息子、娘にも心配をかけすまないと思う

息子の心配りが有難かった

主人の命の火がもえてる間 しっかりと夫婦のきずなを大切に……

もう一度は夫婦の死別をあじわった

言い様のない淋しさ複雑な気持でした

白い壁の中に二人だけしかいなかった

6月4日

主人が目をあけた

 

生き返った

 

あの時 パニックの中で「注射しますか」と言われた時に

「お願いします」とは言わなかった

後でゾーとしました

先生に後で「後悔したくありませんから」と言ったみたい

「では血圧を上げる注射をします」と先生は言って

それから身体が温かくなって元に戻った

なんとも言い様のない一日でした

真っ黒い一日だった

血圧を上げる注射があるのなら

初めからその様にしてくださればいいのにと思い

「余命です」と言った先生はしばらく病室に来なかった

 
ALS(筋萎縮性側索硬化症)は難病に指定されています。
日本には約9000人の患者がいます。
未だに原因も治療法もまだ見つかっていません。
ALS患者の方と家族たちの希望を叶える基金があります。
「せりか基金」↓↓↓
毎年6月21日は、世界ALSデー


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